プログラミング P()12 2017 12 29
「プログラミング P()11 2017 12 23」の続き
「PythonとC言語」
それでは、Pythonの学習環境を整えていきましょう。
「Google」の検索で、「coding ground」と入力して検索してください。
検索結果の「Coding Ground - TutorialsPoint」をクリックしてください。
そうすると、「coding ground」の「Development Environment」という画面が現れます。
この画面を、下へ、ひたすらスクロールすると、
「Advanced IDEs」というタイトルが現れます。
ここで、Pythonのマークをクリックしてください。
「C++」の下にあります。
これで、Pythonの学習環境(開発環境)が現れます。
この画面は、三つに分かれていますが、
上半分の右側が「エディタ」になっています。
以下のような文字が表示されていると思います。
# Hello World program in Python
print "Hello World!\n"
この文字の上に、
「Execute」、「Share Code」、「main.py」と並んでいますが、
試しに「Execute」ボタンを押してみましょう。
下の緑の画面に、
「Hello World!」と表示されたと思います。
これで、Pythonプログラムを実行したことになります。
さて、実際に、Pythonプログラムを作ってみましょう。
まず、エディタ画面から、
「# Hello World program in Python
print "Hello World!\n"」を削除しましょう。
ここで作成するプログラムは、
1から10まで合計すると、いくつになるかというプログラムです。
「1+2+3+4+5+6+7+8+9+10」と書くと、長くなりますので、
「(1+10)*5」という公式を使いましょう。
エディタの画面に、
「print((1+10)*5)」と入力してください。
これで、「Execute」ボタンを押してみましょう。
そうすると、下の緑の画面に、
「55」と表示されたと思います。
これをC言語で書くと、どうなるか。
#include <stdio.h>
int main()
{
printf("%d\n",(1+10)*5);
return 0;
}
なんだか、C言語で書くと、長くなりますね。
それに括弧などの記号が多くて、
肝心の計算式が埋もれてしまいました。
Pythonでは、一行で完成しました。
print((1+10)*5)
ここが、Pythonの強みであり、
プログラミング学習に向いている言語だと言われるところです。
初心者は、「()」や「{}」などをうっかり忘れるかもしれません。
あるいは、「()」や「{}」が気になって、
肝心の計算式の記述に専念できないかもしれません。
Pythonには、そういう括弧がありませんので、
プログラミングに専念できるのです。
「HTMLって何?」
これは、ホームページを作成する言語です。
実際に実物を見ると、以下のとおりです。
</HEAD>
<BODY text="#336633" bgcolor="#ccffcc" link="#0066cc" vlink="#009999" alink="#ff9900">
(以下、省略)
なんだか、さっぱりわかりませんが、
昔は、「HTML言語」が得意な人が、
このような記号のようなものを書いて、
ホームページを作っていたのです。
私も「HTML入門」という本を買ってきて、
悪戦苦闘しながら、ホームページを作った記憶があります。
あの当時は、「猿でもわかるパソコン」とか、
「猿でもわかるWindows」という本が流行っていました。
さすがに、「HTML言語」は、猿には理解できなかったのでしょう。
今は、ホームページ作成ソフトで作ることができます。
グラフィカルな作業で、美しいホームページを作成できますが、
ホームページ作成ソフトで「HTMLソース」を表示させると、
上記のような「HTML言語」が表示されます。
プログラミングにおいても、
プログラム作成ソフトが、C言語プログラムを書いてくれると、
すごく楽になります。
今や、苦労して「HTML言語」を使ってホームページを作ることはありませんが、
プログラミングの世界においては、C言語を駆使してプログラムを書いている状況でしょう。
Pythonで楽になったかもしれません。